完成見学会でチェックすべきこと

こんにちは。一社)静岡県安心安全リフォーム協議会会員のエコフィールドの広報担当の佐野です。
ブログの更新がだいぶご無沙汰になってしまいました。

今回はリフォームやリノベーション、新築をお考えの方なら必ず行くであろう見学会について見るべきチェック項目についてお話しようと思います。

7月は3件の新築完成見学会が行われました。

全部合わせて35組のお客様がご来場してくださいました!

ありがとうございます。

新築完成見学会へ来てくださった方も、

これから行こうと考えている方も、

ぜひこれからの内容をチェックして、今後の見学会来場の際に活かしてみてくださいね!

その①行く前にその会社について、行く現場の情報について下調べをしっかりしておくこと。

新築の見学会へ行くという以外でもそうですが、

旅行へ行くにしても、

人気のカフェに行くにしても、

有名な観光地へ行くにしても、

下調べをしてから物を見るのと、何も調べないで分からない状態で物を見るのとでは

吸収力や理解力が全く違いますよね。

知らないで行くとせっかく行ったのに大事なポイントを見逃してしまうこともありますよね。

「〇〇の建物はあの有名な建築家が建てたんだ!」とか

「ここで使われている食材は〇〇で育てられて工夫されているんだ!」とか

いろんな物を見る前、行く前に事前に知識を入れておくことで、

感動や新たな発見があるかと思います。

これを新築見学会で置き換えると、

建築に関して全く知識がない中でいろんな単語を覚えるのは難しいことだと思いますが、

「木材は国産使っているんだ!」とか

「化学物質は使わない自然素材を使っているんだね!」とか

「他の会社とは違うなんか工法があるみたい」など

このくらいの下調べはしていった方が、

営業マンがべらべらと話しても少しは理解ができるかと思います。

(営業マンは、分かりやすい言葉で話しているつもりでも専門用語を使って分からないこともありますので…)

そして、下調べをすることで、

自分が疑問に思うことや分からないことがいくつか出ると思います。

これはネットで調べても分からないことや正確ではないこともあるので、

見学会へ行った時に営業マンやスタッフに質問するといいと思います。

新築完成見学会へ行く際はぜひ下調べをお忘れなく!

その②五感で感じる

下調べをするといろんな写真や動画、文章が目に飛び込んでくると思います。

写真や動画を見ている視覚だけでは、

実際の家の中の「ニオイ」や「質感」「温度感」など嗅覚・触覚は感じることができません。

この五感が心地いい場所でないと住みやすい家ではないと思います。

例えば、

無垢の木の家の室内のニオイと、

ビニールやプリント合板などで施工された新建材の家の室内のニオイとでは、

全く違うのです。

どんなニオイか分かりますか?

私個人的な意見としては、

無垢の木の家は、ホームセンターの木材売り場の木のニオイ(木のいい香りがするという意味です)で、

新建材の家は気持ち悪くなるような薬っぽいニオイがします…。

また、

断熱性の高い樹脂窓を使った家と断熱性能の低いアルミサッシを使った家とでは、

室内の温度も違いますし、

なにより、

外から聞こえてくる音に違いがあります。

樹脂窓の家の方は、家の中は雨の日でも、子どもが外で遊んでいても「シーン」と静かに対し、

アルミサッシの家の方は、もう外の音は聞こえるは、家の中で話している声は外にまる聞こえ…。

これは行ってみた人にしか分からないので、

ぜひ行って確かめて五感で感じてみてください。

(新しく入った営業の武田さんの写真を使わせていただきます!)

その③スタッフや営業マンとの相性を見てみる

新築見学会に行くと、

案内をする営業マンや家を設計した設計、受付をする事務などいろんなスタッフがいます。

ホームページなどでスタッフ紹介が載っていて、

写真や文章を見て分かる部分もありますが、

その人たちと会って実際に話してみることで、

どんな顔の人でどんな声の人で、雰囲気はどんな感じかより分かると思います。

家づくりで大切なのは、【お金】【土地】以外にも

やはり【人との相性】です。

半年以上その営業マンと、設計と家づくりについて話しを進めてお付き合いをしていくわけですから、

自分と相性の合う人でないと、やっぱりいいお家はできません。

家づくりが完成してからもアフターフォローや点検でもお付き合いは繋がっていきますので、

10年20年30年と長く付き合う必要があるのです。(そのスタッフが辞めなければの話ですが)

実際に新築見学会へ行って話してみて

「自分はこの人と相性合うかな?」と考えながら

見学してみてくださいね。

その④断熱性能・耐震性能をチェックする

断熱性能と耐震性能は昔に比べてはるかに良くなってきました。

性能が高い家は当たり前の時代ですね。

まず見学会へ行った時に断熱性能を確かめる方法としては、

玄関入ってすぐの気温を感じることです。

夏であればすっきりとしているか、

冬であれば心地よい暖かさが感じられるか、

外との気温差があるのか、を確かめてください。

その次に、ついているエアコンが何台あるか、

ついているエアコンの風の強さや温度はどのくらいか、を見てください。

そして、

実際に心地がいいと感じた場合、

その心地いいを実現するためにエアコンがMAXの状態でバンバン効いてる状態であれば、

これは断熱性能が悪い家です。

(見学会で多くの人が入るのでエアコンを強めている場合もありますが)

そりゃエアコンをバンバンMAXで効かせれば快適になりますよね。

それを実際の暮らしの中でできますか?

光熱費がバカにならないほどかかると思いますよ。

断熱性能が高い家ほど、エアコンの数が少なく、静かについている程度だと思います。

断熱性能を表す数字(UA値)等もありますが、

数字よりも目で見て体感したほうが分かりやすいと思うので、

チェックしましょう。

耐震性能を見る際は、行っても家の構造までは見ることができないので、

耐震等級はいくらか、

制振装置はついているのか、

耐震性を高める構造はどんなものか、

をスタッフや営業マンに聞いてみてください。

見本の部品や映像を見せてくれる場合もありますので、

是非チェックしましょう!

その⑤なぜこの家ができたのか、どんなストーリーがあるのか話を聞く

この家がどんな意図で設計デザインされたのか、

どんなお施主様の要望があってどんな風に実現されているのか、

お施主様のストーリーはどんなものがあるのか、など

性能や素材の特徴だけの話ではなく、

お施主様とどんな家づくりをしてきたのかの過程を聞くことがとても大切だと思います。

いい家づくりは、ただ単に家の性能がいい、間取りがいいだけでは実現できません。

この家に住むお施主様の想いがどれだけ実現されて、

設計者や営業担当はどんな風に実現させようと工夫したのかが

いい家づくりの大事な要素です。

見学会へ行く段階で自分たちの要望もある程度分かっているなら、

その要望を言ってみて、どんな風に実現してくれるのかも聞くといいと思いますよ。

ぜひ思い切って聞いてみましょう!

その⑥その家づくりにかかる費用を聞くこと

会社が標準と表している費用と、モデルハウスにかかっている費用、実際にお客様が建てた費用とでは

随分と差が出ている会社が多いと思います。

「うちの標準で建てると〇〇円(安い)ですが、このお家はオプションがたくさんなので〇〇円(高い)になりました」

というケースがよくある話です。

見学会の家を見て、これくらいでこんなに高いのと思って、高くて手が出せないなと思うかもしれませんし、

見学会の家を見て、これくらいすごい家ならこのくらいの金額だよなと思うかもしれません。

自分の考えている予算で、実際に建てられる家のレベルどれくらいなのかを確かめることで、

その会社が高いのか安いのか分かると思います。

費用に関しては

事前に家づくりのいろんな知識を付けたうえで考えると

高いか安いかがしっかりと分かってくるようになるので、

勉強もしながら費用について聞いてみましょう。

その⑦気に入った会社の見学会は数回行くこと

注文住宅の家というのは、そのお施主様それぞれの要望が詰まった

世界で一つだけのお家です。

同じお家はありません。

なので、

注文住宅で家を建てたい場合、

その会社の見学会1件だけ見ても、自分の好きなデザインではない可能性もあります。

複数回違う現場の見学会を見ることで、

なんとなく自分が好きなデザインかどうかが見えてくるかと思います。

ぜひ見学会通ってみてください。

以上、新築見学会でチェックすべき7つのポイントでした。

エコフィールドでは、今後見学会が

☆8月28日(土)29日(日)in富士宮市

☆9月18日(土)19日(日)in富士市

☆10月2日(土)3日(日)in富士市

☆10月10日(土)11日(日)in富士市

この4件は新築見学会を開催すると決まっております。

詳しくはイベント情報へ≫

モデルハウスやショールームはいつでも見れますが、

お施主様のそれぞれのお家を見ることができるのは、数少ないので、

ぜひこの機会を逃すことのないよう、ぜひご参加ください!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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